Karuizawa With Dog !!
MESSAGE
軽井沢は、雄大な自然と澄んだ空気に包まれた、心と体を癒す高原リゾートです。
この地は古くから「屋根のない病院(天然のサナトリウム)」と呼ばれ、多くの方々が健康と安らぎを求めて訪れてきました。そんな軽井沢の風土に息づく“ウェルネス”の精神は、時代を超えて今もなお、多くの来訪者に愛されています。
私自身も長年、犬と共に暮らしてまいりました。現在の愛犬は7頭目の保護犬です。共に過ごす時間の中で、犬が人に与えてくれる癒しと豊かさを、日々深く感じています。だからこそ、軽井沢という自然豊かな地で、人と犬がともに心地よく過ごせる環境を整えていくことは、私たちの大切な使命だと考えています。
本年、ドッグツーリズム推進プロジェクトは10周年を迎え、「軽井沢ドッグツーリズム憲章」を制定いたしました。この憲章には、人と犬が互いに尊重しながら、自然・文化・地域と調和して過ごすための想いを込めています。
これからの軽井沢は、「人にも犬にもやさしいリゾート」を目指し、学び・体験・滞在の質をさらに高めてまいります。
訪れるすべての方に、愛犬とともに過ごす幸せな時間、そして“軽井沢らしい豊かさ”を感じていただけるよう、未来へ向けて歩みを進めてまいります。
皆さまもぜひ、愛犬とともに、軽井沢の四季の魅力と新しいドッグツーリズムをお楽しみください。
一般社団法人軽井沢観光協会
会長 大雲 芳樹


このイラストは本プロジェクトのシンボルデザインで、プロジェクトに参加している全ての施設に目印としてステッカーを貼っています。この目印のあるお店や観光施設は「ワンちゃん同伴歓迎」の施設です。
軽井沢ドッグツーリズム推進プロジェクト
『設立趣旨』
近年、犬を家族の一員として一緒に暮らす家庭が増えており、犬連れで利用できる施設も増えている。同時に、愛犬同伴での宿泊や旅行を楽しみたい層の増加も見られ、軽井沢においてもさらなる需要の拡大やウエルネスリゾートとしての展開にも期待がもてるところである。
しかし、一部の既存施設や地域では、利用者との意識の相違により、利用者の期待に応えられないハードやソフトの提供が行われるなど、様々な課題が指摘されている。
軽井沢は“ホスピタリティーを高めた滞在型のリゾートを標榜”していることから、ドッグツーリズムの推進に対し、そのニーズに対応する軽井沢オリジナルのルールや基準を定め、軽井沢らしいドッグツーリズムの提案(ブランディング)を行うことが重要である。軽井沢観光協会では、軽井沢におけるドッグツーリズムの適正な推進を図るため、事業委員会の中に本プロジェクトを設立する。
『目的』
本プロジェクトは、犬の習性やドッグツーリズムに関する知識の習得をはじめ、施設の整備、受け入れのガイドラインやマニュアルの構築などにより、愛犬を同伴した利用者の利便性向上を図り、軽井沢におけるドッグツーリズムの健全な発展に資すること。また、受入れ側と利用者側双方のマナーやモラルの啓発を行い、適正な飼養管理の情報発信などをしていくことで、日本の犬文化向上の先進地域となることを目的とする。